特集 南武線にATOS導入

2006年6月20日更新

@ATOSについて
 ATOSとは、最新で国内最大規模の運行管理システムで、東京から100km内の各線区(別のシステムを導入している線区を除く。ただし、埼京線・川越線に関しては例外。)に導入しているものです。遅延などが発生した時、電光掲示板に情報が流れたり、出発時機表示器に指示をだし、運転させる働きも持ちます。ダイヤが乱れたとき、より早く回復できるようになります。

AATOS導入線区
 最初に中央線(東京−甲府)・総武線(三鷹−御茶ノ水)に導入され、山手線・京浜東北線・総武線(御茶ノ水−西千葉)・横須賀線(東京−大船)・総武快速線(東京−西千葉)・東海道線(東京−湯河原)・東海道貨物線(新鶴見信号場−小田原)・常磐線(上野−羽鳥)・高崎線(上野−神保原)・宇都宮線(上野−那須塩原)・東北貨物線・埼京線・川越線(大宮−武蔵高萩)・南武線(川崎−立川)

B導入予定線区
 横須賀線(大船−久里浜)・武蔵野線

電光掲示板
ホーム、コンコース共に大型
川崎、武蔵小杉、武蔵中原、武蔵新城、武蔵溝ノ口、久地、登戸、中野島、矢野口、南多摩、府中本町、谷保、矢川、立川
ホームが大型、コンコースが小型
尻手、津田山、分倍河原
ホームが小型、コンコースが大型
鹿島田、平間、宿河原、稲田堤、西国立
ホーム、コンコース共に小型
矢向、向河原

○稲城長沼駅は1番線、小型。コンコース、2・3番線は大型。
 武蔵中原駅に設置された電光掲示板。3・4番線にも設置されています。両ホームとも2段式の採用になっています。
 コンコースには以前から設置されていましたが、その後に新たに設置されました。
 10月2日より使用開始となりました。電車到着時には、「電車がまいります」と点滅します。
 ローマ字表示です。
 コンコースの物です。以前より使用されていたものは撤去されていました。9月10日には時計が付いていなかったのですが、新たに付けたようです。
 矢向駅に設置された物です。武蔵中原駅に設置された物より小型になっています。
 稲城長沼3番線は、始発ホームということで、「当駅始発」という表記があります。武蔵溝ノ口も同じですが、矢向3番線にはありません。
 上の写真は、2月中旬より変更となった、現在位置を知らせる表示です。この表示の仕方は、南武線が初だと思われます。全駅で2段タイプが採用されたのには、これが関係しているのかも知れません。(以前までは、「今度の電車は武蔵小杉駅をでました」という表示でした。この表示は、埼京線などの路線でも見られます。)
 小型の電光掲示板です。文字が小さくなっていますが、見難くはありません。上の写真の在線表示も出ます。
出発時機表示器
 設置完了
 写真は、平間駅に設置されたものです。使用開始前なので、白テープで×が付いています。矢向駅、中野島駅、稲田堤駅では、×テープが付いていてかつ、横向きになっています。
 尚、1月22日現在では、整備も完了したようで、×テープは全ての駅で剥がされています。
 白テープが剥がされた出発時機表示器です。
(おまけ)整備が完了したと思われる、出発時機表示器の上に雪が積もっています。

ATOSタイプ放送

武蔵中原1番線 次発案内 接近放送
武蔵中原4番線 次発案内 接近放送
禁煙放送(府中本町)
1番線の放送には、救急車の音が入ってしまっています。

駅名連呼が使用されている駅(4月28日現在)
川崎−武蔵溝ノ口、久地−稲田堤、稲城長沼−分倍河原、立川
※登戸、府中本町、分倍河原では乗り換え放送があり。

今までの出来事
2005年9月

 ・武蔵中原に電光掲示板が設置される。(ホーム・コンコース)
 ・谷保−西国立の自動放送が更新される。
2005年10月
 ・武蔵中原の放送が更新(ATOSタイプに)。同時に、電光掲示板が使用開始。
 ・鹿島田−向河原・津田山−宿河原に出発時機表示器が設置される。
2005年11月
 ・矢向、中野島、稲田堤、矢野口に出発時期表示器が設置される。
 ・川崎ホームに新たに電光掲示板が設置される。(武蔵中原と同タイプ)
 ・尻手−武蔵小杉に電光掲示板が設置される。(尻手3番線を除く)
 ・尻手の自動放送が更新される。
2005年12月
 ・武蔵新城、武蔵溝ノ口、稲城長沼、南多摩に電光掲示板が設置される。
 ・矢向−向河原、武蔵新城、久地、宿河原、中野島、稲田堤の自動放送が更新される。
 ・矢向、鹿島田、平間、向河原、津田山、久地、宿河原、中野島、矢野口の出発時機表示器のシールが剥がされる。
 ・川崎、武蔵小杉に出発時機表示器が設置される。
2006年1月
 ・尻手、武蔵中原−武蔵溝ノ口、登戸、稲城長沼−立川に出発時機表示器が設置される。(設置完了)
 ・津田山−宿河原、中野島、稲田堤、府中本町(ホーム)、分倍河原、谷保に電光掲示板が設置される。
 ・武蔵小杉の発車メロディーが変更。自動放送更新。
2006年2月
 ・登戸(ホーム)、矢川、西国立に電光掲示板が設置される。(ホームの設置完了)
 ・武蔵中原の1・2番線放送が更新される。
 ・武蔵中原の在線表示が変更される。
 ・矢川、西国立に発車ベルスイッチが設置される。(西国立、矢川上りで使用開始)
 ・矢川の放送が更新(ATOSタイプ)されたが、元に戻る。
 ・稲城長沼の放送が更新(仙石型)。
2006年3月
 ・谷保−西国立で発車メロディーが導入される。
 ・武蔵小杉、武蔵新城(コンコース)に電光掲示板が設置される。
 ・南武線ATOSが稼動。(26日)
 ・川崎の新しい電光掲示板が使用開始。(27日)
 ・尻手、矢向の放送がATOSタイプに変更。電光掲示板が使用開始。(27日)
 ・谷保−西国立の放送がATOSタイプに変更。電光掲示板が使用開始。(28日)
 ・鹿島田−向河原の放送がATOSタイプに変更。電光掲示板が使用開始。(29日)
 ・登戸−稲田堤の放送がATOSタイプに変更。電光掲示板が使用開始。(30日)
 ・立川の放送がATOSタイプに変更。(31日)
2006年4月
 ・武蔵小杉、武蔵新城、武蔵溝ノ口の放送がATOSタイプに変更。電光掲示板が使用開始。(3日)
 ・矢野口の放送がATOSタイプに変更。稲城長沼の放送がATOSタイプに、電光掲示板が使用開始(4日)
 ・津田山−宿河原の放送がATOSタイプに変更。電光掲示板が使用開始。(5日)
 ・南多摩−分倍河原の放送がATOSタイプに変更。電光掲示板が使用開始。(6日)
 ・尻手の駅名連呼が更新される。
2006年6月
 ・登戸駅橋上駅舎化に伴い、コンコースに電光掲示板が設置される。